motchie.com

The Golden Rule

Alexaでメールを読み上げられるスキル「音声メールM」リリースしました

はじめに

本日、私が開発したAlexaスキル「音声メールM」が審査を通過して公開になりました。

「Alexaスキル」は、以前の記事でもご紹介しましたが、 Amazon Echoなどのスマートスピーカーに対して追加できる「能力」であり、スマートフォンにおけるアプリのようなものです。

「音声メールM」は、Alexaスキルの「アカウントリンク」機能を利用し、Microsoftオンラインサービス(Outlook.comExchange OnlineOffice 365)のメールアドレスに届いたメールの冒頭を読み上げることができます。今のところ、届いたメールを読み上げることが可能で、メールの送信はできません。

Alexa Appのスキルページにて、しばらくは「新着」に、以後は[仕事効率化]カテゴリーかキーワード「音声メール」で検索いただければ見つけていただけます。

この記事では、スキルの簡単な使い方をご紹介します。

[イメージアイコン]

Amazon Alexaのユーザビリティと新しいパラダイム

はじめに

この記事は、 Amazon Alexa Advent Calendar 2017の22日目の記事です。

今年の5月に アクセシビリティの祭典でAI音声スピーカーについてお話したり、それを受けて AccSellポッドキャストでお話させていただいたりした頃から、主に Amazon Alexa(以下、"Alexa")をベースに関連資料を読んだり、 AVSをRaspberry Piで 動かしたりしていました。

ユーザビリティ的にもアクセシビリティ的にも検討する余地が多いなと思っていたところ、 @caztchaさんが、より広い視点での VUIユーザビリティについて記事書かれました

この記事についてfacebookでコメントを寄せたところ、そのナレッジをぜひ記事にとcaztchaさんにおっしゃっていただいたことが、この記事のきっかけです。

と言っても、これは今年の10月頃のお話なのですが、諸事情あってAdvent Calendarの記事になりました。

caztchaさんの記事をAlexaをベースに読んでいくことを通じて、あらためてAlexaのユーザビリティについて整理して考えていきます。 その結果、従来のユーザビリティ原則の見方を変えざるを得ないと考えるようになりました。

またAlexa界隈で「ユーザビリティ」というと、要望する機能をどのように音声化するかという 音声インターフェース設計が思い浮かびまずが、この記事はAmazon Alexa全体のユーザビリティについて論じていきます。

[イメージ写真]

Photo by portalgda on Visualhunt / CC BY-NC-SA

情報伝達はWebでは完結しない

はじめに

この記事は Web Accessibility Advent Calendar 2017の19日目の記事です。まず最初に、私のブログ記事を書く大きなきっかけとなるアドベント・カレンダーを通じて、今年も記事が書けることに感謝します。

また、カレンダーの他の方の記事が、どれもみなWebアクセシビリティの重要性を広める努力をされている中、アンチテーゼのような記事を書くことを大変申し訳なく思っています。

しかし、このタイミングで情報伝達手段全体の中でのWebの立ち位置や、その中でのWebアクセシビリティの立場を再確認することが重要と考えております。

まず最初に、Webアクセシビリティの原則と問題全体について確認し、次に今回の記事のきっかけとなった私の個人的な体験についてお話します。最後に、今回の議論をどのように活かしていくか考えたいと思います。

2017年「アクセシビリティの祭典」に参加しました

はじめに

事前にお知らせしていた通り、2017年5月18日に開催された『アクセシビリティの祭典』のトークセッションおよび最後の「グランドフィナーレ『アクセシビリティQ&A』」で無事に役目を果たすことができました。

「事後レポートを書くまでがイベント参加」だというのを読んだことがありますが、遅くなってしまいました。

[イメージ写真]

Photo credit: David Armano via VisualHunt / CC BY

アクセシビリティもシフトレフト!

はじめに

この記事はアクセシビリティの祭典2017『話題の技術とアクセシビリティ(IoT、VR、AR、音声など)』のトークセッションでお話しようと準備した内容をまとめたものです。

ここまで、IoTVRシステムAI音声アシスタントの事例を通して、それらのシステムのアクセシビリティについて見てきました。

また、これらの事例から、アクセシブルなシステムが備えるべきマルチモダリティ・アーキテクチャを提唱しました。

そうしたものから見えてくる本質とは、何でしょうか。

[イメージ写真]

Photo credit: Thomas Hawk via VisualHunt.com / CC BY-NC

アクセシビリティ=マルチモダリティ・アーキテクチャ

はじめに

この記事はアクセシビリティの祭典2017『話題の技術とアクセシビリティ(IoT、VR、AR、音声など)』のトークセッションでお話しようと準備した内容をまとめたものです。

ここまで、IoTVRシステムAI音声アシスタントの事例を通して、それらのシステムのアクセシビリティについて見てきました。

では、これらの事例から、私たちが今後アクセシブルなシステムを設計する上で大切な共通の知見を得ることはできるでしょうか。

[イメージ写真]

Photo credit: michaelseangallagher via Visualhunt / CC BY-SA

AI音声アシスタントのアクセシビリティ ― アクセシビリティの祭典2017『話題の技術とアクセシビリティ(IoT、VR、AR、音声など)』事前の論点整理

はじめに

この記事はアクセシビリティの祭典2017『話題の技術とアクセシビリティ(IoT、VR、AR、音声など)』の事前の論点整理として、「AI音声アシスタント」と呼ばれるもののアクセシビリティについて考察したものです。

[イメージ写真]

Photo credit: Samsung Newsroom via Visualhunt.com / CC BY-NC-SA

バーチャルリアリティのアクセシビリティ ― アクセシビリティの祭典2017『話題の技術とアクセシビリティ(IoT、VR、AR、音声など)』事前の論点整理

はじめに

この記事はアクセシビリティの祭典2017『話題の技術とアクセシビリティ(IoT、VR、AR、音声など)』の事前の論点整理として、バーチャルリアリティおよび関連分野のアクセシビリティについて考察したものです。

バーチャルリアリティの2種類の定義について

バーチャルリアリティ関連の分野を調べていると、用語の定義が複数あることに気づきました。それらを整理して「バーチャルリアリティ」の定義を広義と狭義の二通りとします。

まず「狭義のバーチャルリアリティ」は、最近話題になっていてる、製品化され販売されているMicrosoft HoloLensOculus Riftなどで、 それがVRであろうとMRであろうと、主に視覚と聴覚を利用してバーチャル空間を構築し、そのバーチャル空間に対して ハンドジェスチャーや音声(ボイスコマンド)によって指示を出しています。

また、GoogleのDaydreamCardboardなどは、スマートフォンをソースとして、ディスプレイの代わりにHMDを利用していて 「モバイルVR」と呼ばれます。

これは現在主流の定義であり、例えばVRと(ARAVを含む)MRの区別は「自分の手が見えるかどうか」「視界全てをバーチャルにするか、現前の空間にバーチャルを重ねるか」といった、視覚をベースに区別されているようです(例: MRとは? HoloLensのハードウェア/機能/アプリ動作/ユーザー操作 - Build Insider)

次に「広義のバーチャルリアリティ」は、研究分野での定義です。例えば日本バーチャルリアリティ学会による定義では、人間の五感すべてを拡張し、さらに様々な工夫で、よりリアルに近い臨場感のある環境を構築することを含んだ定義となっています。実際に、研究レベルでは触覚など、人間の臨場感に重要な様々な感覚の拡張を目指して研究が進められています。

バーチャルリアリティのアクセシビリティについて考察するとき、当然ながら狭義のバーチャルリアリティと広義のバーチャルリアリティでは全く状況が異なりますので、まずそれぞれの関連用語を整理したのちに、それぞれのアクセシビリティについて考察することにします。

[イメージ写真]

Photo credit: insidethemagic via Visual Hunt / CC BY-NC-ND

2017年「アクセシビリティの祭典」のトークセッションに参加します

はじめに

光栄なことに、2017年5月18日に開催される『アクセシビリティの祭典』のトークセッションに登壇させていただけることになりました。

『アクセシビリティの祭典』は、NPO法人アイ・コラボレーション神戸様が事務局をされている「アクセシビリティの祭典実行委員会」様が開催されるお祭りで、 毎年この時期に開催されており、今年で3回目となります。

2回目からはデジタル(Web、ソフトウェア、モバイルなど)のアクセシビリティとさまざまな障害のあるユーザーについて、みんなで話したり、考えたり、学んだりする機会を持つ世界的なムーブメントである Global Accessibility Awareness Dayに開催されており、世界からも注目されるイベントになっています。

[イメージ写真]

Photo credit: David Armano via VisualHunt / CC BY

AWS認定ソリューションアーキテクト–アソシエイト(ASA)に合格しました

はじめに

今月のはじめ、AWS認定ソリューションアーキテクト–アソシエイトに合格しました。今年の6月頃から勉強を始めたのですが、半年以上かかってしまいました。

他の方の合格体験や勉強法の記事が多数書かれていますが、今回は勉強法について少し工夫しましたので、その点をお知らせできればと思います。

[イメージ写真]

Photo credit: Photo via annazuc via Visual hunt

IoTシステムのアクセシビリティを考える

記事の作成にあたって

この記事は、Webじゃないアクセシビリティ Advent Calendar 2016の24日目の記事です。

「Webじゃないアクセシビリティ」という視点でカレンダーを作られたkim_upsilonさんの見識に敬意を表しつつ、記事を書かせていただいております。

[イメージ写真]

Photo credit: adafruit via VisualHunt / CC BY-NC-SA

子育てエンジニアの情報収集・学習のアイデア

はじめに

この記事は、子育てエンジニア Advent Calendar 2016 の23日目の記事です。

5歳と3歳の娘がいます。共働きで、双方とも正社員級の仕事をしており、普段の生活でどちらかの親に子育てを頼ることができない状況で暮らしています。

この状況になってみて分かったことは、家庭によって、親の就労状況、受けられる支援、夫婦の価値観などが多種多様ということでした。

子育てに関する考え方や姿勢も、そうした家庭ごとの違いを背景として、全く価値観が異なると考えています。そのため、話をする相手が同様に共働き、子育て世帯であったとしても、同じ価値観を前提として話はできないと強く感じます。

そうは言っても、ごく狭い範囲であれば、情報提供をして他の方のお役に立つことがあるのではないかと思い、ありきたりな内容ですが、このAdvent Calendarに参加しました。

[イメージ写真]

Photo credit: Photo via PublicDomainPictures via VisualHunt

Amazon PollyとAmazon CognitoでWebサイトの読み上げシステムを構築する

はじめに

この記事は、Web Accessibility Advent Calendar 2016の18日目の記事です。

通算3回目になる"Web Accessibility Advent Calendar"への参加ですが、今年は、Webじゃないアクセシビリティ Advent Calendarにも参加させていただいていて、そちらとの違いを意識しつつ、こちらでは"Web Accessibility"を意識して記事を書いています。

と書きながら、いわゆるWeb技術の「フロントエンド」な話題ではないのは、私がフロントエンド・エンジニアではないことと、個人的に、もうマークアップ関連の話題は出尽くしたと感じるためです。

今年の Accessibility Advent Calendar 2016を眺めていると確実な変化を感じます。それは、Webアクセシビリティのチェックに関するソリューションが、より手軽になってきていることです。

この流れの中で、チェックではなく、別のことで何かできることはないのか...と考え、AWS re:Invent 2016で発表されたばかりの新サービスである Amazon Pollyを使って、従来からあるWebサイトの読み上げシステムを構築してみました。

[イメージ写真]

Photo credit: Photo via Republica via Visualhunt

JIS X 8341-3:2010 達成基準7.3.1.5の日本語実装と「やさしい日本語」の研究

はじめに

この記事は、Web Accessibility Advent Calendar 2015の20日目の記事です。

この記事では、JIS X 8341-3:2010の制定以来、僕がずっと悩んできた達成基準7.3.1.5の日本語での実装方法について、研究した内容を書きたいと思います。

Webアクセシビリティと言うと、マークアップに関する話題がほとんどという印象がありますが、より本質的に「理解可能なコンテンツ」とするための方法を探ります。

[イメージ写真]

Photo credit: Chasing Daisy / Visualhunt.com / CC BY