motchie.com

The Golden Rule

2017年「アクセシビリティの祭典」に参加しました

はじめに

事前にお知らせしていた通り、2017年5月18日に開催された『アクセシビリティの祭典』のトークセッションおよび最後の「グランドフィナーレ『アクセシビリティQ&A』」で無事に役目を果たすことができました。

「事後レポートを書くまでがイベント参加」だというのを読んだことがありますが、遅くなってしまいました。

[イメージ写真]

Photo credit: David Armano via VisualHunt / CC BY

準備の感想

今回で3回目の参加になりますが、今まではLT枠での参加でしたので、トークセッションは初めての経験でした。

自分で話す内容をすべて準備できるLTに比べ、当日その場にならないと流れの読めないトークセッションのため、そもそもの準備にかなり戸惑いました。

また、セッションのお題としていただいた「話題の技術」の守備範囲が広いため、その内容を事前に自分なりに整理し、できるだけ最新の情報をキャッチアップすることに時間を割きました。最後には前日深夜に開催された Google I/O 2017Daydreamも調べていました。

トークセッションの大まかな構成は後日いただいたものの、当日の別のセッションを抜け出してVRを体験したりスマートグラスを着用させていただいたり、その用途を考えたりと、準備にかなり時間を割きました。

参加の感想

当日はほかのセッションの内容を聞いたり、また自分のセッションの準備などをしていて全く写真が取れておらず、従ってこの記事も文字だけになっております。

当日、お伝えしたのは大きく3つでした。

  • セキュリティとアクセシビリティの性質が似ているので、アクセシビリティにも「シフトレフト」というキャッチコピーを持ち込む提案
  • VRやAI音声アシスタントのアクセシビリティを考察した結果得られた「マルチモダリティ・アーキテクチャ」
  • トークセッションで「Webには悲観的」と表現した、近い未来におけるWebの立ち位置について

当日個別にお話をさせていただいたり、懇親会でのお話やブログ記事などを見ると、「シフトレフト」と「近未来のWeb」について反響をいただいたようで、うれしい限りです。

ただ、私の説明不足もあってか、違うニュアンスで伝わっているところもあるようです。もちろん、そのような広がりを持った方が意見が多様になってよい側面もありますが、これらについては、近いうちに、それぞれ記事にまとめたいと思っております。

もともとは主催者の方から提示いただいたテーマですが、参加の皆様からいただいたフィードバックを見ていると、これは私自身が長期で取り組んでいくべきテーマだと感じております。

最後に

このように素晴らしいイベントに貢献させていただける機会を毎回いただいていることに感謝しつつ、今後も何か続けて貢献させていただきければと考えています。